このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

表示設定:配色 ライト / 文字 標準

テネリグリプチン・カナグリフロジン配合剤 × QT延長を起こす薬剤(クラスIA・クラスIII抗不整脈薬等) 注意(添付文書)

要約

心臓のリズムの異常(QT延長。心電図の波形が伸びること)を起こすことが知られている薬と一緒に使うと、QT延長が起こるおそれがあると添付文書に書かれています。対象はキニジンやプロカインアミドなどのクラスIA抗不整脈薬、アミオダロンやソタロールなどのクラスIII抗不整脈薬です。テネリグリプチンでは通常の量を超える高用量で軽いQT延長が報告されたことが根拠とされています。動悸やめまい、失神などの変化があれば早めに処方医・薬剤師に伝えましょう。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

ヒトでのエビデンス

なし(添付文書§10.2の規定に基づく。高用量テネリグリプチンのQT試験が根拠)

根拠

カナリア配合錠/配合OD錠(田辺ファーマ)の添付文書、2025年12月改訂・第8版をPMDA電子添文に基づくインタビューフォーム(2026年10月改訂・第14版)の全文転載で確認した。用法は1日1回1錠(テネリグリプチン/カナグリフロジンとして20mg/100mg)を朝食前又は朝食後。§10.1(併用禁忌)の設定はない。§10では、テネリグリプチンは主としてCYP3A4及びフラビン含有モノオキシゲナーゼで代謝され、カナグリフロジンは主としてUGT1A9及びUGT2B4で代謝され、両成分ともP-糖蛋白質の基質とされている。 §10.2でQT延長を起こすことが知られている薬剤(クラスIA抗不整脈薬: キニジン、プロカインアミド等、クラスIII抗不整脈薬: アミオダロン、ソタロール等)が名指しされている。根拠として、テネリグリプチンは海外のQT評価試験で160mg投与時に一過性の軽度QT延長が報告されている(本剤のテネリグリプチン量は20mg)。

最終確認日
2026-11-02
確認方法
AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認

代謝・排泄:テネリグリプチンは主に代謝(CYP3A4・FMO1・FMO3)、一部未変化体で腎臓へ排泄、カナグリフロジンは主にグルクロン酸抱合で代謝(UGT1A9・UGT2B4)

この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。

テネリグリプチン・カナグリフロジン配合剤 の飲み合わせ一覧へ