このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

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テネリグリプチン・カナグリフロジン配合剤 × リチウム製剤(炭酸リチウム) 注意(添付文書)

要約

炭酸リチウム(気分の波を整える薬)と一緒に使うと、リチウムの血中濃度(血液中の薬の量)が下がり、リチウムの作用が弱まるおそれがあると添付文書に書かれています。海外でカナグリフロジンとの併用により血清リチウム濃度が下がった可能性が否定できない例が認められたことが根拠です。気分の変化などいつもと違う様子があれば、処方医・薬剤師に伝えましょう。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

ヒトでのエビデンス

なし(添付文書§10.2の規定に基づく。海外症例が根拠で、併用試験の数値ではない)

根拠

カナリア配合錠/配合OD錠(田辺ファーマ)の添付文書、2025年12月改訂・第8版をPMDA電子添文に基づくインタビューフォーム(2026年10月改訂・第14版)の全文転載で確認した。用法は1日1回1錠(テネリグリプチン/カナグリフロジンとして20mg/100mg)を朝食前又は朝食後。§10.1(併用禁忌)の設定はない。§10では、テネリグリプチンは主としてCYP3A4及びフラビン含有モノオキシゲナーゼで代謝され、カナグリフロジンは主としてUGT1A9及びUGT2B4で代謝され、両成分ともP-糖蛋白質の基質とされている。 §10.2で炭酸リチウムが名指しされ、リチウムの作用が減弱されるおそれ(血清リチウム濃度低下の可能性)が示されている。

最終確認日
2026-11-02
確認方法
AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認

代謝・排泄:テネリグリプチンは主に代謝(CYP3A4・FMO1・FMO3)、一部未変化体で腎臓へ排泄、カナグリフロジンは主にグルクロン酸抱合で代謝(UGT1A9・UGT2B4)

この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。

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