シタグリプチン・イプラグリフロジン配合剤 × 血糖降下作用を増強する薬剤(β遮断薬、サリチル酸剤等) 注意(添付文書)
要約
β遮断薬(心臓や血圧の薬)、サリチル酸剤(アスピリンなど)、モノアミン酸化酵素阻害剤、フィブラート系薬剤(脂質の薬)などは、血糖を下げる作用を強めるおそれがあるとして添付文書で名指しされています。一緒に使う場合は血糖値などを十分に観察しながら使うこととされています。これらの薬を使い始めた・やめたときは、そのことを処方医・薬剤師に伝えましょう。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
なし(添付文書§10.2の規定に基づく)
根拠
スージャヌ配合錠(MSD)の添付文書、2025年10月改訂・第7版をPMDA電子添文の原文で確認した。用法は1日1回1錠(シタグリプチン/イプラグリフロジンとして50mg/50mg)を朝食前又は朝食後。§2(禁忌)に薬物相互作用による併用禁忌はなく、§10.1(併用禁忌)の設定はない。§10では、シタグリプチンは主に腎臓から未変化体で排泄され、イプラグリフロジンは主としてUGT2B7によるグルクロン酸抱合代謝を受けるとされている。 §10.2で血糖降下作用を増強する薬剤(β-遮断薬、サリチル酸剤、モノアミン酸化酵素阻害剤、フィブラート系薬剤等)が名指しされている。
- 最終確認日
- 2026-11-02
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。