このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

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エゼチミブ・アトルバスタチン配合剤 × グレープフルーツ類 注意(添付文書)

要約

グレープフルーツジュースを大量に飲むと、腸や肝臓でアトルバスタチンを分解する酵素(CYP3A4)の働きが止まり、アトルバスタチンの血液中の総量(AUC)が約2.5倍に増えたという報告があります。濃度が上がると、筋肉への副作用(筋肉の痛みや、重い場合は横紋筋融解症=筋肉が壊れる状態)が出やすくなるおそれがあります。服用中はグレープフルーツジュースを大量に飲むことは控えてください。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

ヒトでのエビデンス

あり(グレープフルーツジュース1.2L/日との併用でアトルバスタチンのAUCが約2.5倍に上昇した報告)

根拠

アトーゼット配合錠LD・HD(オルガノン)の添付文書、2024年6月改訂・第6版をPMDA電子添文の原文で確認した。§10.2(併用注意)にグレープフルーツジュースが名指しされている: 1.2L/日との併用によりアトルバスタチンのAUC0-72hrが約2.5倍に上昇したとの報告がある。機序はグレープフルーツジュースによるCYP3A4の阻害。序文に、アトルバスタチンは主として肝のCYP3A4で代謝されるとある。

最終確認日
2026-11-02
確認方法
AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認

代謝・排泄:エゼチミブは主にグルクロン酸抱合で代謝、代謝物は主に糞中へ排泄、アトルバスタチンは主に肝臓で代謝(CYP3A4)、主に糞中へ排泄

研究の条件

研究の条件: グレープフルーツジュース1.2L/日という大量摂取でのデータ(添付文書§10.2)。

ふだんの量では

ふだんの量では: 1.2Lはコップ(約200mL)で6杯分にあたる大量です。通常の量での影響の大きさは確かめられていませんが、酵素を止める作用は量が多いほど強まると考えられます。

この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。

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