ボリノスタット × 食事 注意(ヒトデータあり)
要約
ボリノスタットは、食事のあとに飲むことが決められている薬です。固形がんの患者さんでの試験では、脂肪の多い食事のあとに400mgを飲むと、空腹時に比べて体に入る総量が1.38倍に増え、ピークの濃度は0.91倍にとどまり、ピークに達するまでの時間は1.5時間から4時間に遅れました。食事によって吸収が増える方向の変化があるため、決められたとおり食後に飲んでください。ただし、これは一般的な用法です。医師があなたの状態に合わせて違う飲み方を指示している場合は、その指示どおりに飲んでください。
ヒトでのエビデンス
あり(固形がん患者、食後投与で血中濃度総量が1.38倍)
根拠
ゾリンザカプセル100mgの添付文書、2026年5月改訂・第3版を確認した。§6(用法・用量)はボリノスタットとして1日1回400mgを食後経口投与と定めている。§16.1.3:固形がん患者における400mgの高脂肪食後単回投与で、空腹時単回投与と比べ、血中濃度‐時間曲線下面積は1.38倍、最高血中濃度は0.91倍となり、最高血中濃度到達時間は1.5時間から4時間に遅延したが、半減期は変化しなかった(外国人データ、Rubin EH, et al. Clin Cancer Res. 2006;12:7039-45)。
- 最終確認日
- 2026-11-01
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
研究の条件
研究の条件: 固形がん患者にボリノスタット400mgを高脂肪食後または空腹時に単回投与した試験(外国人データ)
ふだんの量では
ふだんの量では: 用法は1日1回食後投与と定められており、ふだんの食事のあとに飲むのが決まり