このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

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シクロホスファミド × ペントスタチン(商品名:コホリン) 禁忌

要約

シクロホスファミドとペントスタチン(商品名:コホリン)は、絶対に一緒に使ってはいけない組み合わせです。骨髄移植を受けた患者さんで、シクロホスファミドの使用中にペントスタチンを1回使ったところ、錯乱、呼吸困難、血圧の低下、肺水腫(肺に水がたまること)などが起こり、心臓への毒性で亡くなった報告があります。シクロホスファミド自体に量が増えるほど強くなる心臓への毒性があり、ペントスタチンが心臓の筋肉のエネルギー代謝を邪魔することで、心臓への毒性が強め合うと考えられています。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

ヒトでのエビデンス

なし(添付文書による禁忌の指定。死亡例の報告あり)

根拠

エンドキサン錠50mg(塩野義製薬)の添付文書、2022年2月改訂・第2版をPMDA電子添文の原文で確認した。§1.1(警告)に本剤とペントスタチンを併用しないことが示され、§2.1(禁忌)及び§10.1(併用禁忌)にペントスタチンが明記されている。§10.1には、骨髄移植の患者で本剤投与中にペントスタチンを単回投与したところ心毒性により死亡したとの報告と、動物試験(マウス)で死亡率の増加が認められたことが記載されている(Gryn J, et al. Bone Marrow Transplant. 1993;12:217-220)。

最終確認日
2026-11-02

代謝・排泄:体内で代謝されて効く形になる(主に肝臓、CYP2B6)、代謝物は腎臓へ排泄

この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。

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