トリフルリジン・チピラシル配合剤 × 食事 注意(ヒトデータあり)
要約
ロンサーフは、食事のあとに飲むことが決められている薬です。日本人の固形がん患者さん14人に35mg/m2を1回だけ飲んでもらった試験では、食後に飲むと空腹時に比べて、トリフルリジンが体に入る総量は変わりませんでしたが、ピークの濃度は61%に下がりました。空腹時に飲むとピークが高くなり、副作用が強く出るおそれがあるため、添付文書では空腹時の服用を避けるよう定められています。朝食後・夕食後に飲む決まりを守ってください。ただし、これは一般的な用法です。医師があなたの状態に合わせて違う飲み方を指示している場合は、その指示どおりに飲んでください。
ヒトでのエビデンス
あり(日本人固形癌患者14例、食後投与でトリフルリジンの最高血中濃度が61%に低下)
根拠
ロンサーフ配合錠(大鵬薬品)の添付文書、2024年10月改訂・第4版を確認した。用法・用量は朝食後及び夕食後投与で、§7.1に空腹時投与を避けることとある。§16.2.1:日本人固形癌患者14例に35mg/m2を単回投与した試験で、食後投与では空腹時と比べ、トリフルリジンの血中濃度‐時間曲線下面積は不変、最高血中濃度は61%に低下し、チピラシルの最高血中濃度と血中濃度‐時間曲線下面積はいずれも56%に低下した。
- 最終確認日
- 2026-11-01
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
研究の条件
研究の条件: 日本人固形癌患者14例にトリフルリジン・チピラシル配合剤(トリフルリジンとして35mg/m2)を単回投与し、食後と空腹時を比べた試験
ふだんの量では
ふだんの量では: 用法自体が朝食後・夕食後の服用として組み立てられており、ふだんの食事のあとに飲むのが決まり