テモゾロミド × 食事 注意(ヒトデータあり)
要約
テモゾロミドは、食事のあとに飲むと吸収のされ方が変わります。進行したがんの患者さん12人に200mg/m2を1回だけ飲んでもらった試験では、脂肪の多い食事のあとでは、血中濃度がピークに達するまでの時間が約1時間遅れ(1.07時間から2.25時間へ)、ピークの濃度が32%下がりました。体に入る総量は9%下がった程度でした。ピークが下がると、効き目が弱まるおそれがあります。そのため添付文書では、空腹時に飲むことが望ましいとされています。決められた飲み方を守ってください。ただし、これは一般的な用法です。医師があなたの状態に合わせて違う飲み方を指示している場合は、その指示どおりに飲んでください。
ヒトでのエビデンス
あり(進行性癌患者12例、食後投与で最高血中濃度32%低下、到達時間約1時間遅延)
根拠
テモゾロミドの添付文書(テモゾロミド錠「NK」、2024年10月改訂・第3版)§7.1に「本剤は空腹時に投与することが望ましい」とある。§16.2:進行性癌患者12例にテモゾロミド200mg/m2を単回投与した試験で、高脂肪食後では空腹時と比べ、最高血中濃度到達時間が1.07時間から2.25時間に遅延し、最高血中濃度が32%低下、血中濃度‐時間曲線下面積が9%低下した(外国人データ)。
- 最終確認日
- 2026-11-01
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
研究の条件
研究の条件: 進行性癌患者12例にテモゾロミド200mg/m2を単回投与し、高脂肪食のあとに飲んだ場合と空腹時を比べた試験(外国人データ)
ふだんの量では
ふだんの量では: 試験は脂肪の多い食事の条件。ふだんの食事でも食後すぐの服用は避け、空腹時に飲むことが望ましいとされている