テモゾロミド × バルプロ酸(商品名:デパケン) 大きな影響なし(ヒトデータあり)
要約
テモゾロミドを使っている患者さん359人のデータをまとめた解析では、バルプロ酸(てんかんや躁うつの薬、商品名:デパケン)を一緒に使った人で、テモゾロミドのクリアランス(体から薬が消えていく速さの目安)が約4.7%下がりました。ただし変化は小さく、テモゾロミドの効き目や副作用が大きく変わるほどの影響とは考えられていません。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
あり(患者359例の母集団薬物動態解析でクリアランス約4.7%低下)
根拠
テモゾロミドの添付文書(テモゾロミド錠「NK」、2024年10月改訂・第3版)を確認した。この添付文書には§10(相互作用)の設定がなく、相互作用の情報は§16に記載されている。§16.7.2の患者359例を対象とした母集団薬物動態解析で、バルプロ酸併用時にテモゾロミドのクリアランスが約4.7%低下した。併用注意としての名指しはない。
- 最終確認日
- 2026-11-02
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。