アロプリノール × アンピシリン(抗生物質、商品名: ビクシリン等)・アモキシシリン 注意(添付文書)
要約
アンピシリンと一緒に使うと発疹が出る割合が増えるという報告があり、添付文書でも併用注意です。海外の大規模な調査では、アンピシリンだけのとき発疹が約5〜7%だったのに対し、アロプリノールと一緒では約14〜22%でした。アモキシシリンでも似た結果が報告されています。仕組みは分かっておらず、アロプリノール自体の影響か、高尿酸血症という状態の影響かもはっきりしません。発疹が出たら早めに伝えてください。
使い方の注意 この薬は痛風発作が治まってから飲み始める薬で、発作の最中に新しく始めるものではありません。飲み始めの時期は、尿酸の動きで発作が一時的に強くなることがあります。すでに飲んでいる人で発作が強くなったときは、別の発作の薬を一緒に使うことがあります。
ヒトでのエビデンス
あり(大規模な観察調査)
根拠
アロプリノール錠の電子添付文書(後発品『アメル』2026年5月作成・第1版)で照合。先発品ザイロリックはPMDAの現行検索に掲載されていない 相互作用欄[併用注意](2)(アンピシリン: 発疹の発現が増加するとの報告。本剤又は高尿酸血症によりアンピシリンの過敏反応が増強される可能性)/Boston Collaborative Drug Surveillance Program. N Engl J Med. 1972;286:505-507、Jick H, Porter JB. J Clin Pharmacol. 1981;21:456-458(発疹頻度の数値はこれらの報告に基づく。PMIDは本調査では未確認のため記載しない)
- 最終確認日
- 2026-10-30
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。