アロプリノール × メルカプトプリン水和物(商品名: ロイケリン)/アザチオプリン(商品名: イムラン、アザニン) 注意(添付文書)
要約
アザチオプリンは体の中でメルカプトプリンに変わり、その分解にキサンチンオキシダーゼ(尿酸を作る酵素)を使います。アロプリノールがこの酵素を止めるため、メルカプトプリンが分解されずにたまり、白血球が減るなどの骨髄抑制(血液を作る働きが抑えられること)が強く出るおそれがあります。そのため添付文書では、併用する場合は相手の薬の量を通常の1/3〜1/4に減らすこととされています。なお、似た薬フェブキソスタットではこの組み合わせは「併用禁忌」ですが、アロプリノールでは日本の添付文書上は「併用注意(減量して使う)」という扱いの違いがあります。免疫を抑える薬や白血病の薬を使っている人は必ず処方医に伝えてください。
使い方の注意 この薬は痛風発作が治まってから飲み始める薬で、発作の最中に新しく始めるものではありません。飲み始めの時期は、尿酸の動きで発作が一時的に強くなることがあります。すでに飲んでいる人で発作が強くなったときは、別の発作の薬を一緒に使うことがあります。
ヒトでのエビデンス
添付文書レベル(古典的相互作用。減量幅は添付文書明記)
根拠
アロプリノール錠の電子添付文書(後発品『アメル』2026年5月作成・第1版)で照合。先発品ザイロリックはPMDAの現行検索に掲載されていない 相互作用欄[併用注意](1)(6-メルカプトプリン、アザチオプリン: 骨髄抑制等の副作用を増強する。両剤の用量を1/3〜1/4に減量すること。機序はキサンチンオキシダーゼ阻害によるメルカプトプリンの血中濃度上昇)※10.1併用禁忌ではない。対比: フェブキソスタット添付文書2.2/10.1では併用禁忌
- 最終確認日
- 2026-10-30
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。