このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

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ミトタン × CYP3A4で代謝される薬剤 注意(ヒトデータあり)

要約

ミトタンはCYP3A4(薬を分解する酵素の一つ)の働きを強く促すため、この酵素で分解される薬は血中濃度が下がり、効き目が弱くなるおそれがあります。ヒトでの試験では、眠りをもたらす薬ミダゾラムの体に入った総量が、ミトタンを使っていない人の約139µg・h/Lに対して約7.6µg・h/Lと大きく下がりました。ミトタンは体から消えるのがとても遅く(中止後の半減期の中央値53日)、酵素を促す作用は中止後も数か月続くことがあるため、ミトタンをやめた後もしばらく相手の薬の効き目の変化に注意が必要です。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

ヒトでのエビデンス

あり(ミダゾラムのAUCが対照約139µg・h/Lに対し約7.6µg・h/Lに低下。中止後も数か月持続)

根拠

オペプリムカプセル500mg(ヤクルト本社)添付文書(2026年8月改訂・第6版) §10.2に「CYP3A4で代謝を受ける薬剤(ミダゾラム、アムロジピン、クラリスロマイシン等)」が名指し。インタビューフォームに、ミトタン投与中の患者でミダゾラムのAUC0-12h平均7.6µg・h/L(95%信頼区間5.5〜9.7)が非投与対照139.0µg・h/L(同95.1〜182.9)と比べて有意に低下し(P=0.001)、強い酵素誘導がミトタン中止後も数か月持続したデータ、および中止後の終末相半減期18〜159日(中央値53日、外国人データ)

最終確認日
2026-11-01
確認方法
AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認

代謝・排泄:多くは吸収されず糞中へ排泄、吸収分は代謝され腎臓へ排泄

研究の条件

研究の条件: ミトタン投与中の患者にミダゾラムを投与し、ミトタン非投与の対照と比較した試験(インタビューフォーム収載)

ふだんの量では

ふだんの量では: 影響は相手の薬ごとに違います。新しい薬が増えたときは、CYP3A4で分解される薬かどうかと、ミトタンを中止した後の期間も含めて、処方医・薬剤師に確認するのが実務の結論です

この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。

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