このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

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タラゾパリブ × P-糖蛋白質(P-gp)を阻害する薬剤 注意(添付文書)

要約

タラゾパリブは、腸にある薬の汲み出しポンプ(P-糖蛋白質)によって体から出ていく面のある薬です。そのポンプを邪魔する薬(イトラコナゾール、クラリスロマイシン、ラパチニブなど)と一緒に使うと、タラゾパリブの血液中の量が増えます。イトラコナゾールと一緒に使った試験では、タラゾパリブの総量が約1.56倍、最高濃度が約1.40倍になりました。貧血などの骨髄抑制(血液を作る力が落ちること)をはじめ、副作用が強く出るおそれがあるため、添付文書ではできるだけ一緒に使わないよう定められています。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

ヒトでのエビデンス

あり(ヒト薬物相互作用試験。イトラコナゾール併用でAUC比1.56、Cmax比1.40)

根拠

ターゼナカプセル0.1mg・0.25mg・1mg(ファイザー)の添付文書(2026年3月改訂・第2版)をPMDA電子添文の原文で確認した。§10の前文で本剤はP-糖蛋白質(P-gp)の基質とされ、§10.2の唯一の行として「P-gp阻害薬(イトラコナゾール、クラリスロマイシン、ラパチニブ等)」が名指しされ、副作用が増強されるおそれがあり、可能な限り併用を避けるよう記載されている。§16.7.1に、イトラコナゾール併用で本剤のCmax比が1.40、AUC比が1.56と記載されている(進行固形がん患者19例、外国人データ)。

最終確認日
2026-11-01
確認方法
AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認

代謝・排泄:ほとんど代謝されず、腎臓へ排泄

研究の条件

研究の条件: イトラコナゾール100mgを1日2回反復投与と本剤0.5mg単回投与、進行固形がん患者19例(外国人データ)

この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。

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