バンデタニブ × イトラコナゾール(商品名: イトリゾール) 大きな影響なし(ヒトデータあり)
要約
真菌(カビ)の感染症の薬イトラコナゾールは、薬の分解酵素CYP3A4を強く止める薬ですが、バンデタニブと一緒に使ったヒト試験では、バンデタニブの血液中の総量は約9%増えた程度で、最高濃度は変わりませんでした。CYP3A4を止める薬がバンデタニブの量を大きく変える話ではないことが確かめられています。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
あり(ヒト薬物相互作用試験。イトラコナゾール併用でAUC約9%増加、Cmax不変)
根拠
カプレルサ錠100mg(サノフィ)の添付文書(2025年11月改訂・第3版)を原文で確認した。§10.2にイトラコナゾールの名指しはない。§16.7.4に、イトラコナゾール200mg/日と本剤300mgの併用で、本剤のAUCが約9%増加し、Cmaxは変わらなかったと記載されている(被験者15例、外国人データ)。
- 最終確認日
- 2026-11-01
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
研究の条件
研究の条件: イトラコナゾール200mg/日併用、本剤300mg。被験者15例(外国人データ)
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。