パゾパニブ × 抗不整脈薬・QT間隔を延長させる可能性のある薬剤 注意(添付文書)
要約
パゾパニブ自体に、心臓の電気的な回復が遅れる「QT間隔の延長」を起こすおそれがあります。不整脈の薬(キニジン、プロカインアミド、ジソピラミドなど)や、QT間隔を延ばす可能性のある薬(クラリスロマイシン、イミプラミン、ピモジドなど)と一緒に使うと、その影響が重なって、危険な不整脈(トルサード・ド・ポワンツというタイプを含む)につながるおそれがあります。動悸やめまい、気を失うようなことがあれば、すぐに処方医に伝えましょう。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
なし(併用自体のヒト試験データなし。添付文書の名指しに基づく)
根拠
ヴォトリエント錠200mg(ノバルティス)の添付文書(2024年2月改訂・第2版)をPMDA電子添文の原文で確認した。§10.2に抗不整脈薬(キニジン、プロカインアミド、ジソピラミド等)とQT間隔を延長させる可能性のある薬剤(クラリスロマイシン、イミプラミン、ピモジド等)が名指しされ、QT間隔延長や心室性不整脈が起こるおそれが示されている。§11.1.4にQT間隔延長0.6%、心室性不整脈0.1%と記載されている。
- 最終確認日
- 2026-11-01
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。