パゾパニブ × CYP3A4誘導剤 注意(添付文書)
要約
てんかんの薬(カルバマゼピン、フェニトイン)など、CYP3A4という薬を分解する酵素の働きを強める薬と一緒に使うと、パゾパニブの分解が進み、血液中の総量が約54%、最高濃度が約35%減ったことが報告されています。効き目が弱くなるおそれがあるため、添付文書では代わりの薬がないか検討するよう定められています。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
あり(ヒトデータ。酵素誘導作用のある薬との併用でAUC約54%、Cmax約35%低下)
根拠
ヴォトリエント錠200mg(ノバルティス)の添付文書(2024年2月改訂・第2版)をPMDA電子添文の原文で確認した。§10.2に「CYP3A4誘導剤(カルバマゼピン、フェニトイン等)」が名指しされ、酵素誘導作用のある抗てんかん薬等との併用で本剤のAUCが約54%、Cmaxが約35%低下したと記載されている。
- 最終確認日
- 2026-11-01
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。