パゾパニブ × CYP3A4阻害剤 注意(添付文書)
要約
真菌(カビ)の感染症の薬ケトコナゾールなど、CYP3A4という薬を分解する酵素の働きを弱める薬と一緒に使うと、パゾパニブの血液中の量が増えます。ケトコナゾールと一緒に使った試験では、パゾパニブの総量が約66%、最高濃度が約45%増えました。副作用が強く出るおそれがあるため、添付文書では、代わりの薬がないか検討し、使う場合も副作用に注意して減量を考えるよう定められています。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
あり(ヒト薬物相互作用試験。ケトコナゾール併用でAUC約66%、Cmax約45%増加)
根拠
ヴォトリエント錠200mg(ノバルティス)の添付文書(2024年2月改訂・第2版)をPMDA電子添文の原文で確認した。§10.2に「CYP3A4阻害剤(ケトコナゾール等)」が名指しされ、ケトコナゾール併用で本剤のAUCが約66%、Cmaxが約45%増加したと記載されている。
- 最終確認日
- 2026-11-01
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
研究の条件
研究の条件: 本剤400mg/日とケトコナゾール400mg/日を5日間併用、外国人固形がん患者
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。