ラパチニブ × 治療域が狭くCYP3A4で代謝される薬剤 注意(添付文書)
要約
ラパチニブは、薬を分解する酵素(CYP3A4)の働きを弱める面があり、効き目と副作用の幅が狭い薬(飲むタイプのミダゾラムなど)と一緒に使うと、相手の薬の血液中の量が増えます。ミダゾラムを飲む形で一緒に使った試験では、ミダゾラムの血液中の総量が約45%増えました。相手の薬の副作用が強く出るおそれがあります。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
あり(ヒト薬物相互作用試験。経口ミダゾラムのAUC約45%増加)
根拠
タイケルブ錠250mg(ノバルティス)の添付文書(2020年10月改訂・第1版)をPMDA電子添文の原文で確認した。§10.2に「治療域が狭くCYP3A4で代謝される薬剤(ミダゾラム(経口剤:国内未発売)等)」が名指しされている。§16.7に、ミダゾラム併用でミダゾラムのAUCが経口で約45%、静脈内投与で約14%増加したデータが記載されている。
- 最終確認日
- 2026-11-01
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
研究の条件
研究の条件: ミダゾラム経口剤・注射剤との併用試験(ミダゾラム経口剤は国内未発売)
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。