ラパチニブ × プロトンポンプ阻害剤 注意(添付文書)
要約
胃酸を抑えるプロトンポンプ阻害剤(エソメプラゾールなど)と一緒に使うと、胃の中の酸性が弱まってラパチニブが溶けにくくなり、血液中の総量が約15%減ったことが報告されています。効き目が弱くなるおそれがあるため、胃薬を使っている場合は処方医・薬剤師に伝えましょう。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
あり(ヒト薬物相互作用試験。エソメプラゾール併用でAUC約15%減少)
根拠
タイケルブ錠250mg(ノバルティス)の添付文書(2020年10月改訂・第1版)をPMDA電子添文の原文で確認した。§10.2に「プロトンポンプ阻害剤(エソメプラゾール等)」が名指しされている。§16.7に、エソメプラゾール併用で本剤のAUCが約15%減少したデータが記載されている(胃内pHの上昇による溶解性の低下)。
- 最終確認日
- 2026-11-01
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
研究の条件
研究の条件: エソメプラゾール併用時の本剤の薬物動態比較
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。