ラパチニブ × ジゴキシン(商品名: ジゴシン) 注意(添付文書)
要約
心臓の薬ジゴキシンは、薬の汲み出しポンプ(P-糖蛋白質)で体から出ていく薬で、ラパチニブがそのポンプを邪魔するため、飲むタイプのジゴキシンの血液中の総量が約80%増えたことがヒト試験で確かめられています。ジゴキシンは効き目と副作用の幅が狭い薬で、量が増えると吐き気や不整脈などの副作用が出るおそれがあります。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
あり(ヒト薬物相互作用試験。経口ジゴキシンのAUC約80%増加)
根拠
タイケルブ錠250mg(ノバルティス)の添付文書(2020年10月改訂・第1版)をPMDA電子添文の原文で確認した。§10.2に「P-糖蛋白質の基質薬剤(ジゴキシン等)」が名指しされている。§16.7に、経口ジゴキシンのAUCが約80%増加したデータが記載されている。
- 最終確認日
- 2026-11-01
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
研究の条件
研究の条件: 経口ジゴキシンとの併用試験
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。