ポマリドミド × たばこ(喫煙) 注意(ヒトデータあり)
要約
たばこ(喫煙)は、本剤の主な分解酵素であるCYP1A2を増やす(誘導する)ため、本剤の血中濃度が下がり、効き目が弱くなるおそれがあります。海外の添付文書に載った試験では、喫煙者では本剤の濃度(総量)が約32%下がりました。日本の添付文書には喫煙の記載はありません。喫煙している人は、そのことを処方医・薬剤師に伝えてください。
ヒトでのエビデンス
あり(米国の添付文書に記載されたヒトデータ。喫煙でAUC約32%低下)
根拠
ポマリドミドカプセル1mg・2mg・3mg・4mg「F」(富士製薬工業)の添付文書(2026年8月作成・第1版)をPMDA電子添文の原文で確認した。先発品ポマリストカプセル(ブリストル・マイヤーズ スクイブ)の電子添文の原文には到達できなかったため、後発品の電子添文に基づく。§10.1(併用禁忌)の設定はなく、§10.2(併用注意)はCYP1A2阻害剤とCYP3A4阻害剤をまとめた1行のみ。§10の前文で本剤は主にCYP1A2及びCYP3A4によって代謝されるとされている。用法はデキサメタゾンとの併用で1日1回4mgを21日間投与し7日間休薬する繰り返しで、食事との関係の指定はない。日本の添付文書に喫煙・たばこの記載はない。数値は米国の添付文書(臨床薬理の項)に記載された喫煙者でのヒトデータ(AUC約32%低下)に基づく。本剤の主代謝酵素CYP1A2は喫煙で誘導されることが知られている。
- 最終確認日
- 2026-11-01
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
研究の条件
研究の条件: 米国の添付文書に基づく喫煙者での薬物動態データ