このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

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バレメトスタット × 強いCYP3A阻害作用及びP-gp阻害作用を有する薬剤 注意(添付文書)

要約

本剤はCYP3A(薬を分解する酵素の一つ)とP-gp(薬を細胞の外へ汲み出す運び屋のたんぱく質)の両方で処理されます。イトラコナゾール(カビの薬、商品名: イトリゾール)など、この両方を強く邪魔する薬と一緒に使うと、本剤の血中濃度が大きく上がり、副作用が強く出るおそれがあります。試験ではイトラコナゾールと一緒で本剤の濃度(総量)が約4.2倍になりました。併用時の本剤の減量基準が添付文書に定められています(200mgから100mgへ等)。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

ヒトでのエビデンス

あり(ヒトでの薬物動態試験。イトラコナゾール併用でAUC約4.2倍)

根拠

エザルミア錠50mg・100mg(第一三共)の添付文書(2026年6月改訂・第4版)に基づく。§10.1(併用禁忌)の設定はなく、§10.2(併用注意)は強いCYP3A阻害作用及びP-gp阻害作用を有する薬剤、強いCYP3A阻害剤、P-gp阻害剤、中程度のCYP3A阻害剤、強い又は中程度のCYP3A誘導剤、P-gpの基質となる薬剤の6行のみ。本剤は主にCYP3Aで代謝され、P-gpの基質であり、P-gpを阻害する作用もある。用法は1回200mgを1日1回、空腹時投与。§10.2に強いCYP3A阻害作用及びP-gp阻害作用を有する薬剤の行として名指し(イトラコナゾール、クラリスロマイシン、リトナビル等)。§7.4に併用時の減量基準が示されている。§16.7.1にイトラコナゾール併用でCmax比2.92・AUC比4.19のヒトデータ。

最終確認日
2026-11-02

代謝・排泄:主に肝臓で代謝(CYP3A)

研究の条件

研究の条件: 本剤200mg単回投与、イトラコナゾール併用

この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。

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