ツシジノスタット × CYP3A誘導薬 ヒトでの直接データなし・機序からの注意
要約
リファンピシン(抗結核薬、商品名: リファジン)などCYP3Aを増やす(誘導する)薬と一緒に使うと、本剤の血中濃度が下がり、効き目が弱くなるおそれがあります。添付文書に誘導薬の行はなく、直接のヒトデータもありませんが、本剤の主な分解経路がCYP3A4であるため、機序からの注意として挙げます。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
なし(誘導薬自体の直接データなし。CYP3A阻害薬とのヒトデータあり)
根拠
ハイヤスタ錠10mg(Meiji Seika ファルマ)の添付文書(2025年4月改訂・第8版)に基づく。§10.1(併用禁忌)の設定はなく、§10.2(併用注意)は強いCYP3A阻害剤とグレープフルーツ含有食品をまとめた行と、抗不整脈薬・QT間隔を延長させることが知られている他の薬剤の行の2行のみ。§10の前文で本剤は主にCYP3A4により代謝されるとされている。用法は1回40mgを1日1回、週2回、食後投与。§10.2にCYP3A誘導剤の行はない。§10の前文で本剤は主にCYP3A4により代謝されるとされている。主要な消失経路(CYP3A4)に関わる機序からの注意である。
- 最終確認日
- 2026-11-01
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。