このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

表示設定:配色 ライト / 文字 標準

酸化マグネシウム × ニューキノロン系抗菌剤(レボフロキサシン(商品名: クラビット)、シプロフロキサシン等) 注意(添付文書)

要約

一緒に飲むと、マグネシウムと抗菌薬がキレート(くっついて吸収されにくくなる結びつき)を作り、抗菌薬の吸収が下がって効きが弱まるおそれがあります。ヒト試験では、レボフロキサシンと酸化マグネシウム500mgを一緒に飲むと吸収量が約22%下がりました。レボフロキサシン側の添付文書では、こうしたマグネシウム含有製剤は「レボフロキサシンを飲んでから1〜2時間後に飲む」こととされています(あけ方は薬ごとに違うので、相手の薬の指示を確認してください)。感染症の効きに直結するので、同時服用は避けてください。

ヒトでのエビデンス

あり(薬物動態試験)

根拠

PMDA添付文書(マグミット細粒83%、マグミット製薬、2025年8月改訂第2版・用法及び用量変更) 10.2(ニューキノロン系抗菌剤シプロフロキサシン、トスフロキサシン等: キレート形成により吸収低下)/レボフロキサシン添付文書10.2・16.7.1(Mg含有製剤は本剤投与から1〜2時間後に投与)/Shiba K, et al. Antimicrob Agents Chemother. 1992. PMID: 1444308(酸化マグネシウム500mg同時服用でレボフロキサシンのバイオアベイラビリティが78%に低下)

最終確認日
2026-10-30

代謝・排泄:体にほとんど吸収されず、糞中へ排泄

この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。

酸化マグネシウム の飲み合わせ一覧へ