酸化マグネシウム × テトラサイクリン系抗生物質(テトラサイクリン、ミノサイクリン(商品名: ミノマイシン)等) 注意(添付文書)
要約
一緒に飲むと、マグネシウムと抗生物質がキレート(くっついて吸収されにくくなる結びつき)を作り、抗生物質の吸収が下がって効きが弱まるおそれがあります。添付文書は「同時に服用させないなど注意すること」としています。具体的に何時間あけるかは、この薬(酸化マグネシウム)の添付文書には書かれていませんが、抗生物質側の添付文書(テトラサイクリン、ミノサイクリン)には『両剤の服用間隔を2〜4時間とすること』と明記されています(ドキシサイクリンには数値の明記はありません)。抗生物質側の指示や処方医・薬剤師の指導に従い、自己判断で時刻を決めないでください。これは時間をずらすことで対処できる相互作用です。
ヒトでのエビデンス
添付文書レベル
根拠
PMDA添付文書(マグミット細粒83%、マグミット製薬、2025年8月改訂第2版・用法及び用量変更) 10.2(テトラサイクリン系抗生物質テトラサイクリン、ミノサイクリン等: マグネシウムと難溶性のキレートを形成し吸収が阻害される。同時に服用させないなど注意)/抗生物質側の添付文書: テトラサイクリン(アクロマイシン)10.2、ミノサイクリン(ミノマイシン、2023年7月改訂第3版)10.2に『両剤の服用間隔を2〜4時間とすること』と明記。ドキシサイクリン(ビブラマイシン、2024年3月改訂第2版)10.2には間隔の数値なし
- 最終確認日
- 2026-10-30
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。