チラブルチニブ × 食事 注意(添付文書)
要約
この薬は空腹時に飲むことが決まりです。食後に飲むと、本剤の血中濃度が上がります(試験では最高血中濃度が約1.7倍、総量が約1.3倍)。濃度が上がると副作用が強く出るおそれがあるため、食事の1時間前から食後2時間までの間の服用は避けてください。ただし、これは一般的な用法です。医師があなたの状態に合わせて違う飲み方を指示している場合は、その指示どおりに飲んでください。
ヒトでのエビデンス
あり(ヒトでの食事の影響試験。食後でAUC約1.3倍、Cmax約1.7倍)
根拠
ベレキシブル錠80mg(小野薬品工業)の添付文書(2025年9月改訂。電子添文の記載に基づくインタビューフォーム(2025年9月改訂・第10版)で確認)に基づく。§10.1(併用禁忌)の設定はなく、§10.2(併用注意)は強い又は中程度のCYP3A阻害剤、強い又は中程度のCYP3A誘導剤、抗凝固剤・抗血小板剤の3行のみ。用法は1回480mgを1日1回、空腹時投与。§7.2(用法・用量に関連する注意)に、食後投与でCmax及びAUCが上昇するため、食事の1時間前から食後2時間までの服用を避けることが示されている。食事の影響の数値は§16の国内臨床薬理試験(日本人健康成人12例、本剤320mg単回、標準食)で食後/空腹時のCmax比1.74(90%信頼区間1.40〜2.17)・AUC比1.29(1.14〜1.45)。
- 最終確認日
- 2026-11-02
研究の条件
研究の条件: 日本人健康成人12例、本剤320mg単回投与、標準食後と空腹時の比較