このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

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チラブルチニブ × 強い又は中程度のCYP3A阻害薬 注意(添付文書)

要約

本剤は主にCYP3A4(薬を分解する酵素の一つ)で分解されます。イトラコナゾール(カビの薬、商品名: イトリゾール)やクラリスロマイシン(抗生物質、商品名: クラリス)など、CYP3Aを強く・中程度に邪魔する薬と一緒に使うと、本剤の血中濃度が上がり、副作用が強く出るおそれがあります。試験ではイトラコナゾールと一緒で本剤の濃度(総量)が約1.5倍になりました。併用時は患者の状態を慎重に観察し、副作用の発現に十分注意することとされています。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

ヒトでのエビデンス

あり(ヒトでの薬物動態試験。イトラコナゾール併用でAUC約1.5倍)

根拠

ベレキシブル錠80mg(小野薬品工業)の添付文書(2025年9月改訂。電子添文の記載に基づくインタビューフォーム(2025年9月改訂・第10版)で確認)に基づく。§10.1(併用禁忌)の設定はなく、§10.2(併用注意)は強い又は中程度のCYP3A阻害剤、強い又は中程度のCYP3A誘導剤、抗凝固剤・抗血小板剤の3行のみ。用法は1回480mgを1日1回、空腹時投与。§10.2に強い又は中程度のCYP3A阻害剤の行として名指し(イトラコナゾール、クラリスロマイシン、ボリコナゾール等)。§16.7の国内試験(日本人健康成人、本剤20mg食後単回)でイトラコナゾール200mg併用時にAUC比1.49・Cmax比1.24。480mg投与時の予測(モデル解析)ではエリスロマイシンでAUC比1.51、クラリスロマイシンで1.58、ジルチアゼムで1.48とされている。

最終確認日
2026-11-02

代謝・排泄:主に肝臓で代謝(CYP3A4)

研究の条件

研究の条件: 日本人健康成人11例、本剤20mg食後単回投与、イトラコナゾール200mg併用

この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。

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