ザヌブルチニブ × プロトンポンプ阻害薬 大きな影響なし(ヒトデータあり)
要約
胃酸を抑えるプロトンポンプ阻害薬(PPI)やH2受容体拮抗薬と一緒に使っても、本剤の効き目が大きく変わることはないとされています。多数の患者のデータをまとめた解析では、胃の中の酸性度を下げる薬(胃内pHを上昇させる薬)を使っているかどうかで、本剤の濃度に明確な差は認められませんでした。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
あり(母集団薬物動態解析で、胃内pHを上昇させる薬の併用による明確な影響なし)
根拠
ブルキンザカプセル80mg(ビーワン・メディシンズ)の添付文書(2026年4月改訂・第5版、PMDA電子添文原文)に基づく。用法は1回160mgを1日2回で、食事との関係の指定はない。審査報告書の母集団薬物動態解析(1,291例)で、胃内pHを上昇させる薬剤(プロトンポンプ阻害剤135例、H2受容体拮抗薬40例の併用を含む)は本薬の薬物動態に影響する共変量として選択されず、用量調節は不要とされた。本剤の吸収が胃酸に左右されるタイプではないことが、同じBTK阻害薬でもアカラブルチニブ(カプセル剤)とは異なる点である。
- 最終確認日
- 2026-11-01
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
研究の条件
研究の条件: 海外臨床試験1,291例の母集団薬物動態解析
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。