ザヌブルチニブ × グレープフルーツ類 ヒトでの直接データなし・機序からの注意
要約
グレープフルーツは腸のCYP3A(薬を分解する酵素)を邪魔します。本剤は主にCYP3Aで分解されるため、グレープフルーツを取ると本剤の血中濃度が上がり、副作用が強く出るおそれがあります。グレープフルーツ自体との試験データはありませんが、治療中は避けるのが無難です。
ヒトでのエビデンス
なし(グレープフルーツ自体の直接データなし。CYP3A阻害薬とのヒトデータあり)
根拠
ブルキンザカプセル80mg(ビーワン・メディシンズ)の添付文書の相互作用に関する記載内容は、PMDA審査報告書(令和6年10月10日、修正反映版)に記録された承認審査の検討に基づく。電子添文の原文は確認できていない。用法は1回160mgを1日2回で、食事との関係の指定はない。本剤は主にCYP3Aで代謝され(代謝における寄与率81.6%)、強い・中程度のCYP3A阻害剤との併用では減量の注意喚起がある。グレープフルーツの名指しはなく、直接のヒトデータもない。主要な消失経路(CYP3A)に関わる機序からの注意である。
- 最終確認日
- 2026-11-02
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。