アカラブルチニブ × NSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬、痛み止め・解熱剤) 一般的注意
要約
ロキソプロフェン(商品名: ロキソニン)やイブプロフェンなどのNSAIDs(痛みや熱を下げる薬のグループ)も、血小板の働きを抑えたり胃の粘膜を荒らしたりするため、本剤と一緒に使うと出血しやすくなる可能性が、作用の重なりから類推されます(類推であることを明記します。添付文書でNSAIDsが名指しされているわけではありません)。市販の痛み止めを使う場合は、使っていることを処方医・薬剤師に伝えましょう。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
なし(併用の直接データなし。出血傾向という作用の重なりからの類推)
根拠
カルケンスカプセル100mg(アストラゼネカ)の添付文書(2026年6月改訂・第5版。電子添文の記載に基づくインタビューフォームで確認)に基づく。§10.1(併用禁忌)の設定はなく、§10.2(併用注意)は強い又は中程度のCYP3A阻害剤、強い又は中程度のCYP3A誘導剤、セイヨウオトギリソウ含有食品、プロトンポンプ阻害剤、制酸剤、H2受容体拮抗剤、オレンジジュース、抗凝固剤・抗血小板剤の行のみ。用法は1回100mgを1日2回で、食事との関係の指定はない。§10.2の名指しは抗凝固剤・抗血小板剤までで、NSAIDsの名指しはない。作用の重なりからの類推である。
- 最終確認日
- 2026-11-02