このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

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アカラブルチニブ × プロトンポンプ阻害薬 注意(添付文書)

要約

本剤は胃酸が少ないと溶けにくくなります。オメプラゾール(商品名: オメプラール等)などのプロトンポンプ阻害薬(胃酸を強く抑える薬)と一緒に使うと、本剤の血中濃度が下がり、効き目が弱くなるおそれがあります。試験ではオメプラゾールと一緒で本剤の濃度(総量)が約6割下がりました。併用は可能な限り避けることとされています。胃酸の状態は飲む時間をずらしても変わらないため、服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

ヒトでのエビデンス

あり(ヒトでの薬物動態試験。オメプラゾール併用でAUC約57%減少)

根拠

カルケンスカプセル100mg(アストラゼネカ)の添付文書(2026年6月改訂・第5版。電子添文の記載に基づくインタビューフォームで確認)に基づく。§10.1(併用禁忌)の設定はなく、§10.2(併用注意)は強い又は中程度のCYP3A阻害剤、強い又は中程度のCYP3A誘導剤、セイヨウオトギリソウ含有食品、プロトンポンプ阻害剤、制酸剤、H2受容体拮抗剤、オレンジジュース、抗凝固剤・抗血小板剤の行のみ。用法は1回100mgを1日2回で、食事との関係の指定はない。§10.2にプロトンポンプ阻害剤の行として名指し(オメプラゾール、エソメプラゾール、ボノプラザンフマル酸塩等)。§10の前文に「本剤の溶解度はpHの上昇により低下する」とある。§16.7にオメプラゾール40mg併用でCmax比0.21・AUC比0.43のヒトデータ(外国人)。なお、これはカプセル剤の記載で、錠剤(アカラブルチニブマレイン酸塩水和物)は胃酸の影響を受けにくい製剤とされており、錠剤の添付文書の原文は確認できていない。

最終確認日
2026-11-02

代謝・排泄:主に肝臓で代謝(CYP3A)

研究の条件

研究の条件: 外国人健康被験者24例、本剤100mg単回投与、オメプラゾール40mg 1日1回5日間併用

この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。

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