ミドスタウリン × グレープフルーツ類 ヒトでの直接データなし・機序からの注意
要約
グレープフルーツは腸のCYP3A4(薬を分解する酵素)を邪魔します。本剤は主にCYP3A4で分解され、強い阻害薬と一緒では濃度が約10倍になった例があるため、グレープフルーツでも血中濃度が上がり、副作用が強く出るおそれがあります。グレープフルーツ自体との試験データはありませんが、治療中は避けるのが無難です。
ヒトでのエビデンス
なし(グレープフルーツ自体の直接データなし。CYP3A4阻害薬とのヒトデータあり)
根拠
ライダムカプセル(ノバルティスファーマ)の添付文書に基づく(国内添付文書の原文では版数・行構成を確定できておらず、海外(米国・EU)添付文書の臨床薬理データに基づく。)。海外添付文書で本剤が主にCYP3A4で代謝されること、グレープフルーツジュースで血中濃度が上がる可能性が示されている。グレープフルーツ自体のヒトデータはない。主要な消失経路(CYP3A4)に関わる機序からの注意である。
- 最終確認日
- 2026-11-02
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。