ギルテリチニブ × 強いCYP3A阻害薬・P-gp阻害薬 注意(ヒトデータあり)
要約
本剤はCYP3A(薬を分解する酵素)とP-gp(薬を運ぶタンパク質)の両方の影響を受けます。両方を強く邪魔する薬と一緒に使うと、本剤の血中濃度が上がり、副作用が強く出るおそれがあります。試験では、イトラコナゾール(カビの薬、商品名: イトリゾール)と一緒で本剤の最高濃度が約20%、濃度(総量)が約120%増えました。併用する場合は本剤の減量を考えることとされています。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
あり(ヒトでの薬物動態試験。イトラコナゾール併用でAUC約120%増加)
根拠
ゾスパタ錠(アステラス製薬)の添付文書に基づく(国内添付文書の原文では版数・行構成を確定できておらず、海外(米国・EU)添付文書の臨床薬理データに基づく。)。海外添付文書にイトラコナゾール併用で本剤のCmax約20%増・AUC約120%増のヒトデータが示されている。
- 最終確認日
- 2026-11-02
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。