ボスチニブ × 強いCYP3A阻害薬 注意(ヒトデータあり)
要約
本剤は主にCYP3A(薬を分解する酵素の一つ)で分解されます。強い阻害薬と一緒に使うと本剤の血中濃度が大きく上がり、副作用が強く出るおそれがあります。試験では、ケトコナゾール(カビの薬)と一緒で本剤の最高濃度が約5.2倍、濃度(総量)が約8.6倍になりました。併用は避けることとされています。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
あり(ヒトでの薬物動態試験。ケトコナゾール併用でAUC約8.6倍)
根拠
ボシュリフ錠(ファイザー)の添付文書に基づく(国内添付文書の原文では版数・行構成を確定できておらず、海外(米国・EU)添付文書の臨床薬理データに基づく。)。海外添付文書に健康成人24例でのケトコナゾール400mg5日間併用試験(本剤100mg単回)でCmax約5.2倍・AUC約8.6倍になったデータが示されている。
- 最終確認日
- 2026-11-02
研究の条件
研究の条件: 健康成人24例、ケトコナゾール400mgを5日間併用+本剤100mg単回投与(海外データ)
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。