アシミニブ × プロトンポンプ阻害薬 大きな影響なし(ヒトデータあり)
要約
胃酸を抑えるプロトンポンプ阻害薬(PPI)と一緒に使っても、本剤の効き目は大きく変わりません。日本人での試験では、ラベプラゾール(商品名: パリエット)と一緒でも本剤の濃度(総量)の変化はほぼありませんでした(比0.986)。本剤は胃酸が少なくても吸収が落ちにくい薬です。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
あり(ヒトでの薬物動態試験。ラベプラゾール併用でAUCの比0.986)
根拠
セムブリックス錠(ノバルティスファーマ)の添付文書(2026年3月改訂の電子添文に準拠したインタビューフォームで確認)に基づく。§10.2にプロトンポンプ阻害薬の行はない。薬物動態の項に日本人健康被験者23例でのラベプラゾール20mg併用試験(本剤40mg単回)があり、AUCの比0.986・Cmaxの比0.908で、いずれも生物学的同等性の基準(0.80〜1.25)の範囲内だった。
- 最終確認日
- 2026-11-02
研究の条件
研究の条件: 日本人健康被験者23例、ラベプラゾール20mg反復併用+本剤40mg空腹時単回投与
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。