キザルチニブ × 強いCYP3A阻害薬 注意(添付文書)
要約
本剤は主にCYP3A(薬を分解する酵素の一つ)で分解されます。強い阻害薬と一緒に使うと本剤の血中濃度が上がり、副作用が強く出るおそれがあります。試験では、ケトコナゾール(カビの薬)と一緒で本剤の濃度(総量)が約94%増えました。併用する場合は、決められた一段階の減量を行うこととされています。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
あり(ヒトでの薬物動態試験。ケトコナゾール併用でAUC約94%増加)
根拠
ヴァンフリタ錠(第一三共)の添付文書(2025年6月改訂・第6版)に基づく。§10.2に強いCYP3A阻害剤の行として名指し(イトラコナゾール、クラリスロマイシン、ボリコナゾール等)。§16.7.1にケトコナゾール200mg1日2回併用でCmax約17%増・AUC約94%増のヒトデータ。§7に併用時の減量ステップが定められている。
- 最終確認日
- 2026-11-01
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
研究の条件
研究の条件: ケトコナゾール200mgを1日2回28日間併用した試験(海外データ)
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。