ポナチニブ × CYP3A阻害薬 注意(添付文書)
要約
本剤は主にCYP3A(薬を分解する酵素の一つ)で分解されます。CYP3Aを邪魔する薬と一緒に使うと、本剤の血中濃度が上がり、副作用が強く出るおそれがあります。試験では、強い阻害薬のケトコナゾール(カビの薬、国内では経口剤は未発売)と一緒で本剤の濃度(総量)が約78%増えました。併用する場合は本剤の減量を考えることとされています。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
あり(ヒトでの薬物動態試験。ケトコナゾール併用でAUC約78%増加)
根拠
アイクルシグ錠(大塚製薬)の添付文書(2025年12月改訂・第4版)に基づく。§10.2にCYP3A阻害剤の行として名指し(ケトコナゾール経口剤、イトラコナゾール、ボリコナゾール、クラリスロマイシン、エリスロマイシン、リトナビル、ジルチアゼム、ベラパミル等)。§16.7にケトコナゾール400mg併用でCmax約47%増・AUC約78%増のヒトデータ。
- 最終確認日
- 2026-11-01
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
研究の条件
研究の条件: ケトコナゾール400mgを5日間併用し、本剤45mgを単回投与した試験(海外データ)
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。