フチバチニブ × 食事 注意(ヒトデータあり)
要約
食事の後に飲むと、フチバチニブの血液中の量が下がります。ヒト試験で、高脂肪・高カロリーの食事の後に飲んだ場合、最高濃度が空腹時の約0.58倍(約42%減)、体に入った総量が約0.89倍(約11%減)になり、効き目が弱くなるおそれがあります。そのため飲み方は「空腹時」と決められていて、食事の1時間前から食後2時間までの間の服用は避けることとされています。決められた通りのタイミングで飲みましょう。ただし、これは一般的な用法です。医師があなたの状態に合わせて違う飲み方を指示している場合は、その指示どおりに飲んでください。
ヒトでのエビデンス
あり(ヒト食事影響試験。食後でCmaxの比0.576、AUCの比0.888)
根拠
リトゴビ錠4mg(大鵬薬品工業)添付文書(PMDA電子添文の原文、2025年6月改訂・第2版) §7.2に「食後に本剤を投与した場合、本剤のCmax及びAUCが低下するとの報告がある。食事の影響を避けるため、食事の1時間前から食後2時間までの間の服用は避けること」と記載。§16.2.1に健康成人16例でフチバチニブ20mgを食後(高脂肪食、高カロリー食)に単回投与したとき、空腹時に対するCmaxの幾何平均値の比0.576、AUCの比0.888の数値(外国人データ)
- 最終確認日
- 2026-11-01
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
研究の条件
研究の条件: 健康成人16例にフチバチニブ20mgを高脂肪・高カロリー食の後に単回投与した試験(添付文書§16.2.1、外国人データ)
ふだんの量では
ふだんの量では: 試験は高脂肪・高カロリーの食事条件ですが、添付文書の決まりは食事全般が対象で、食事の1時間前から食後2時間までを避けて空腹時に飲むのが実務の結論です