このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

表示設定:配色 ライト / 文字 標準

フチバチニブ × 強い又は中程度のCYP3A阻害剤(イトラコナゾール(商品名: イトリゾール)、クラリスロマイシン(商品名: クラリス)、フルコナゾール(商品名: ジフルカン)等) 注意(添付文書)

要約

CYP3A(薬を分解する酵素の一つ)の働きを止める薬と一緒に使うと、フチバチニブの血液中の量が増えて副作用が強く出るおそれがあります。ヒト試験では、イトラコナゾールと一緒に使ったとき、フチバチニブの体に入った総量が約41%、最高濃度が約51%増えました。添付文書では併用は可能な限り避けることとされ、やむを得ず使う場合はフチバチニブの減量を考えることとされています。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

ヒトでのエビデンス

あり(イトラコナゾール併用試験でAUC約41%、Cmax約51%増加)

根拠

リトゴビ錠4mg(大鵬薬品工業)添付文書(PMDA電子添文の原文、2025年6月改訂・第2版) §10.2に強い又は中程度のCYP3A阻害剤(イトラコナゾール、クラリスロマイシン、フルコナゾール等)が名指しされ「本剤の副作用が増強されるおそれがあるので、これらの薬剤との併用は可能な限り避けること。やむを得ず併用する場合には、本剤の減量を考慮すること」と記載。§16.7.3に健康成人20例でイトラコナゾール200mg併用時にフチバチニブのAUCの幾何平均値の比1.41、Cmaxの比1.51の数値(外国人データ)

最終確認日
2026-11-01
確認方法
AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認

代謝・排泄:主に肝臓で代謝(CYP3A)、主に糞中へ排泄

研究の条件

研究の条件: 健康成人20例にイトラコナゾール200mgを1日1回6日間反復投与し、フチバチニブ20mgを単回投与と併用した試験(添付文書§16.7.3、外国人データ)

ふだんの量では

ふだんの量では: 阻害の強さは相手の薬で違います。CYP3Aを止める薬が増えたときは処方医・薬剤師に確認するのが実務の結論です

この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。

フチバチニブ の飲み合わせ一覧へ