エンコラフェニブ × CYP3A基質(ミダゾラム等) 注意(添付文書)
要約
エンコラフェニブにはCYP3A(薬を分解する酵素の一つ)の働きを強める作用があるため、CYP3Aで分解される薬と一緒に使うと、相手の薬の血液中の量が減って効き目が弱くなるおそれがあります。ヒト試験では、眠るための薬のミダゾラムの体に入った総量が約82%、最高濃度が約74%下がりました。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
あり(ミダゾラム併用試験でAUC約82%、Cmax約74%減少)
根拠
ビラフトビカプセル50mg・75mg(小野薬品工業)添付文書(2026年4月改訂・第8版の電子添文に基づくインタビューフォーム(2026年4月改訂・第11版)で内容を確認) §10.2にCYP3A基質が名指しされている系統の記載。ヒト試験でミダゾラム単回投与との併用時にAUC約82%・Cmax約74%減少(エンコラフェニブ450mgを1日1回とビニメチニブ45mgを1日2回の反復投与時。海外添付文書の薬物相互作用データ)
- 最終確認日
- 2026-11-01
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
研究の条件
研究の条件: エンコラフェニブ450mgを1日1回とビニメチニブ45mgを1日2回反復投与中に、ミダゾラム2mgを単回投与したヒト試験
ふだんの量では
ふだんの量では: 下がり方は相手の薬で違います。飲んでいる薬の効き目が弱くなったと感じたら、処方医・薬剤師に伝えるのが実務の結論です