このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

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ダブラフェニブ × 食事 注意(ヒトデータあり)

要約

食事の後に飲むと、体に入る量が減ります。ヒト試験で、高脂肪・高カロリーの食事の後に飲んだ場合、血液中の最高濃度が約51%、体に入った総量が約31%下がり、効き目が弱くなるおそれがあります。そのため飲み方は「空腹時」と決められていて、食事の1時間前から食後2時間までの間の服用は避けることとされています。決められた通りのタイミングで飲みましょう。小児用の分散錠(タフィンラー小児用分散錠10mg)は、噛み砕いたり丸ごと飲み込んだりせず、専用の計量カップで水に分散させて(細かく崩して水に混ぜて)飲む剤形です。水の量は、1回量が10〜40mgのときは5mL、50〜150mgのときは10mLです。分散させたら30分以内に飲み、30分以上たったものは飲まずに捨ててください。カップの底に残った場合は、水5mLを追加して分散させて飲みます。空腹時に飲む決まりは分散錠でも同じです。ただし、これは一般的な用法です。医師があなたの状態に合わせて違う飲み方を指示している場合は、その指示どおりに飲んでください。

ヒトでのエビデンス

あり(ヒト食事影響試験。高脂肪・高カロリー食後でAUC約31%、Cmax約51%低下)

根拠

タフィンラーカプセル50mg・75mg/小児用分散錠10mg(ノバルティス ファーマ)添付文書(PMDA電子添文の原文、2025年3月改訂・第7版) §7.2に「食後に本剤を投与した場合、Cmax及びAUCが低下するとの報告がある。食事の影響を避けるため、食事の1時間前から食後2時間までの間の服用は避けること」と記載。§16.2に外国人固形癌患者14例で高脂肪・高カロリー食後にAUC約31%・Cmax約51%低下、Tmax遅延の数値【剤形別の追記(2026-11-03)】同添付文書§14.1.2(薬剤交付時の注意・服用時): 小児用分散錠について、患者又は保護者等への指導事項として、噛み砕いたり丸ごと飲み込んだりせず水に分散させて服用すること、専用の計量カップに水を入れ本剤を加えて分散すること(水の量は投与量10〜40mgの場合は5mL、50〜150mgの場合は10mL)、分散後は30分以内に服用し30分以上経過した場合は服用せずに廃棄すること、計量カップの底に本剤が残った場合は5mLの水を追加し分散して服用することが記載されている(ノバルティスファーマ公表の添付文書(2024年11月改訂)で文言を確認。同内容は患者向医薬品ガイド(2024年11月改訂)にも記載)。

最終確認日
2026-11-03

代謝・排泄:主に肝臓で代謝(CYP2C8・CYP3A4)、主に糞中へ排泄

研究の条件

研究の条件: 外国人固形癌患者14例にダブラフェニブ150mgを高脂肪・高カロリー食の後に単回投与した試験(添付文書§16.2)

ふだんの量では

ふだんの量では: 試験は高脂肪・高カロリーの食事条件ですが、添付文書の決まりは食事全般が対象で、食事の1時間前から食後2時間までを避けて空腹時に飲むのが実務の結論です

この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。

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