ダブラフェニブ × プロトンポンプ阻害薬(ラベプラゾール(商品名: パリエット)等) 大きな影響なし(ヒトデータあり)
要約
胃酸を抑えるプロトンポンプ阻害薬(PPI)のラベプラゾールと一緒に使ったヒト試験では、ダブラフェニブの体に入った総量は約3%増えた程度で、最高濃度も約12%下がった程度でした。胃酸を抑える薬との組み合わせで、ダブラフェニブの量が大きく変わる話ではないと考えられます。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
あり(ラベプラゾール併用試験でAUC約3%増加、Cmax約12%減少)
根拠
タフィンラーカプセル50mg・75mg/小児用分散錠10mg(ノバルティス ファーマ)添付文書(PMDA電子添文の原文、2025年3月改訂・第7版) §10.2にプロトンポンプ阻害薬の名指し行はないが、§16.7.2にラベプラゾール40mgを1日1回反復投与とダブラフェニブ150mgを1日2回反復投与の併用で、ダブラフェニブのAUC約3%増加・Cmax約12%減少と数値が示されている(所在は§16.7.2)
- 最終確認日
- 2026-11-01
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
研究の条件
研究の条件: 外国人固形癌患者17例にラベプラゾール40mgを1日1回反復投与し、ダブラフェニブ150mgを1日2回反復投与と併用した試験(添付文書§16.7.2)
ふだんの量では
ふだんの量では: 試されたのはラベプラゾールです。他の胃酸を抑える薬でも大きく変わるとは考えにくいですが、断定はされていません