このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

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ダブラフェニブ × グレープフルーツ類 ヒトでの直接データなし・機序からの注意

要約

グレープフルーツ類にはCYP3A(薬を分解する酵素の一つ)の働きを止める成分が含まれます。ダブラフェニブは主にCYP3AとCYP2C8で分解されるため、グレープフルーツ類を取るとダブラフェニブの血液中の量が増えて副作用が強く出るおそれがあります。グレープフルーツ自体と組み合わせたヒト試験はありませんが、同じCYP3Aを止める薬との試験ではダブラフェニブの量が増えたことが確かめられています。治療中はグレープフルーツ類を控えるかどうか、処方医・薬剤師に確認しましょう。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。

ヒトでのエビデンス

なし(グレープフルーツ自体との直接データなし。CYP3A阻害薬とのヒト試験データはあり)

根拠

タフィンラーカプセル50mg・75mg/小児用分散錠10mg(ノバルティス ファーマ)添付文書(PMDA電子添文の原文、2025年3月改訂・第7版) §10.2にグレープフルーツ類の名指しはないが、CYP3A阻害剤の行があり、§16.7.2にCYP3A阻害薬ケトコナゾールでダブラフェニブのAUC約71%増加のヒトデータ。ダブラフェニブの主要な消失経路の一つがCYP3Aであることからの機序の注意

最終確認日
2026-11-01
確認方法
AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認

代謝・排泄:主に肝臓で代謝(CYP2C8・CYP3A4)、主に糞中へ排泄

研究の条件

研究の条件: グレープフルーツ自体の試験はありません。参考になるのはCYP3A阻害薬ケトコナゾール400mg併用のヒト試験(添付文書§16.7.2)です

ふだんの量では

ふだんの量では: グレープフルーツ1個やジュース1杯でも酵素を止める成分は入ります。量の目安は示されていないため、治療中は取る前に処方医・薬剤師に確認するのが実務の結論です

この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。

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