ソトラシブ × グレープフルーツ類 ヒトでの直接データなし・機序からの注意
要約
グレープフルーツ類は、本剤を分解する酵素の一つ(CYP3A)の働きを止める成分を含みます。本剤の血中濃度が上がり、副作用が強まるおそれがあります。ただし強い阻害薬との試験でも濃度の上昇は約43%程度にとどまっており、グレープフルーツそのものと本剤を組み合わせたヒト試験はありません。治療中は大量に取ることを避け、処方医・薬剤師に伝えましょう。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。
ヒトでのエビデンス
なし(機序に基づく。CYP3A阻害薬で本剤の濃度が上がることはヒトで確認されている)
根拠
ルマケラス錠120mg(アムジェン)の添付文書に基づく。 添付文書§10.2にグレープフルーツの名指しは確認できなかった。本剤の消失にCYP3Aが関わり、強い阻害薬で濃度が上がることがヒトで確認されているため、機序バッジの基準に当たる。影響の大きさは限定的と考えられる。
- 最終確認日
- 2026-11-02
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。