カプマチニブ × CYP1A2基質薬 注意(添付文書)
要約
本剤は、CYP1A2(薬を分解する酵素の一つ)の働きを止める作用があり、この酵素で分解される他の薬の濃度を上げるおそれがあります。試験では、カフェイン(この酵素で分解される代表的な成分)の濃度(総量)が約134%増えました(約2.3倍)。テオフィリン(ぜんそくの薬)など、効き目と副作用の幅が狭い薬では併用を避けるか注意深く使う決まりです。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
あり(ヒトでの薬物動態試験。カフェインのAUC約134%増加)
根拠
タブレクタ錠150mg・200mg(ノバルティスファーマ)の添付文書に基づく。成分は塩酸塩水和物として製剤化されている。 §10.2にCYP1A2基質薬が名指しされている。数値は§16.7のカフェイン併用試験に基づく。
- 最終確認日
- 2026-11-01
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。