カプマチニブ × コーヒー 注意(ヒトデータあり)
要約
本剤は、カフェインを分解する酵素(CYP1A2)の働きを止める作用があります。試験では、本剤との併用でカフェインの濃度(総量)が約134%増えました(約2.3倍)。この濃度上昇は、カフェインの作用(眠りにくさ、動悸(心臓がドキドキする感じ)、手の震えなど)が強まるおそれにつながります。コーヒーを多量に飲む習慣がある人は、量を控えめにし、眠れない・動悸がする等の変化があれば処方医・薬剤師に伝えてください。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。
ヒトでのエビデンス
あり(ヒトでの薬物動態試験。カフェインのAUC約134%増加)
根拠
タブレクタ錠150mg・200mg(ノバルティスファーマ)の添付文書に基づく。成分は塩酸塩水和物として製剤化されている。 根拠は§16.7のカフェイン併用試験(カフェインはCYP1A2の指標成分)である。コーヒーそのものの量は製品や淹れ方で変わるため、試験はカフェインとしてのデータである。
- 最終確認日
- 2026-11-01
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
研究の条件
研究の条件: 本剤400mgを1日2回投与した条件でのカフェイン単回投与試験
ふだんの量では
ふだんの量では: コーヒーのカフェイン量は1杯あたりおおむね60〜100mg程度と幅があります。試験用量と日常量は異なるため、「飲んではいけない」ではなく量を控えめにすることが実務の結論です
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。