テポチニブ × P-gp基質薬 注意(添付文書)
要約
本剤は、P-gp(薬を細胞の外へ汲み出す運び屋タンパク質)の働きを止める作用があり、この運び屋で運ばれる他の薬の濃度を上げるおそれがあります。試験では、ダビガトラン(血液を固まりにくくする薬、商品名: プラザキサ)の濃度(総量)が約50%増えました。濃度のわずかな変化で重い副作用につながる薬とは併用を避ける決まりです。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
あり(ヒトでの薬物動態試験。ダビガトランのAUC約50%増加、Cmax約40%増加)
根拠
テプミトコ錠250mg(メルクバイオファーマ)の添付文書に基づく。成分は塩酸塩水和物として製剤化されている。 §10.2にP-gp基質薬が名指しされている。数値は§16.7のダビガトラン併用試験に基づく。
- 最終確認日
- 2026-11-02
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。