テポチニブ × 強いCYP3A誘導薬 大きな影響なし(ヒトデータあり)
要約
本剤はCYP3A(薬を分解する酵素の一つ)でも分解されますが、強い誘導薬と一緒に使っても本剤の濃度が大きく変わらないことが試験で示されています。強い誘導薬のカルバマゼピン(てんかんの薬、商品名: テグレトール等)との併用試験(食後条件)で、臨床的に意味のある変化はありませんでした。他のCYP3A基質の抗がん薬とは結論が違う点です。
ヒトでのエビデンス
あり(ヒトでの薬物動態試験。カルバマゼピン併用で臨床的に意味のある変化なし)
根拠
テプミトコ錠250mg(メルクバイオファーマ)の添付文書に基づく。成分は塩酸塩水和物として製剤化されている。 根拠は§16.7のカルバマゼピン併用のヒト薬物動態データ(食後条件)である。§10.2に強いCYP3A誘導剤の注意行はなく、影響が小さいことがデータで示されている。
- 最終確認日
- 2026-11-02
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。